「海外移住には【お金】も移動する必要。ある程度は自分で勉強し、理解しましょう」

お金に関する情報は少ない!
海外に移住するにあたって、色々と分からないことが出てきます。ビザ、住居、仕事や学校については紹介してくれる仲介業者やアドバイザーなどが結構います。無料のセミナーなどを行っている業者も多く、業者にお金を払って依頼しなくてもそれなりの情報を元に自分で探したりすることもできます。
しかし、お金に関する相談については、あまり専門的に取り扱うアドバイザーがいないのが現状です。まず銀行口座開設でキックバックがもらえる銀行などもなく、一部の送金業者から少額の紹介料をもらえる程度なので、商売として成り立たないのが一つの理由です。逆に日本でもFPとかFAという商売が成り立っているのは、保険を中心にした高いバックマージンがもらえる運用商品の販売です。
誰を信用するべきか?ある程度は自分で考える必要!
先に挙げたビザ・住居・仕事・学校なども同じですが、自身がお金を払わずにもらえる情報は取捨選択しないと、本当に私のためだけを考えてベストのアドバイスをもらえる訳ではありません。なぜ私にアドバイスをしてくれるのか?裏でキックバックをもらっているのか?といった背景・動機を考えながら、必要な情報だけを手に入れる、あるいは裏を取る必要がありそうです。
また、友人知人や情報サイトで親切心からアドバイスをしてくれる場合もあるでしょう。しかし、その人が持っている情報は信用できるのか、口コミを信じていいのか?といった不安を抱えながら、結局は裏を取る必要がありそうです。
このように、「能力」と「動機」を見極めながら情報収集し、最後には自分で情報を整理して決断する必要があります。何においてもそうなのでしょうが、特にお金については、いいサービスが得られないだけでなく、お金そのものを失うリスクもあるので、金額が大きくなればより注意深く判断する必要があります。
金融機関の営業は信頼できるアドバイザー?
そもそも相談しようとしてもアドバイザーがいない中、まず、大手金融機関なら「お金そのものを失うリスク」が少ないので安心、また、そこに勤めている人は「資格を持っていたり詳しそう」と、金融機関の営業や窓口に頼る人も多いと思います。
これまでは、あるいは、日本国内では、そこまで大きな違いもなく、運用商品の選択以外は任せておけばよかったでしょう。しかし、海外移住ということを考えた場合、昨今のグローバルな金融サービスの発展で、コストや利便性で大きな違いが出てきました。
資産運用だけでなく送金などの基本的な金融サービスについても、残念ながら金融機関にお任せしていると、詐欺にあったり大損はしないものの、余分なコストを払ったりしてベストな選択とは言えない状況になっています。
”大事な多額のお金を動かす場合は、しっかり自分の目で見極めましょう”
次回”海外移住とお金2”では、見極め方のポイントをご紹介します。